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日本信号 第11回鉄道まつりに行きました

2024年10月19日

久喜菖蒲公園の近くにある、日本信号株式会社 久喜事業所の第11回鉄道まつりに行ってきました。

記事リンク:1周2.6kmのジョギングロード!散歩に最適!久喜菖蒲公園

日本信号は鉄道信号システムや、交通信号機などの交通インフラシステムなどを提供している会社です。

久喜事業所では主に鉄道信号システムの製造を行っており、日本の鉄道の安全運行に欠かせない部品や機器がここで生み出されています。

日本信号製の交通信号機は「NS」のアルファベットが目印。

ちなみに、この歩行者用信号はモラージュ菖蒲とアリオ菖蒲の間の菖蒲北交差点のものです。

全国に127万機の信号機があり、日本信号製は約3分の1の40万機だそうです!

参考:がっちりマンデー!! note編 がっちりスクール!! ナゾの儲かり会社「日本信号」に潜入! 年商1000億円超の信号機&自動改札機メーカー

他にも身近な日本信号の製品として、鉄道関係やコインパーキングの製品がありますが、残念ながら私が探した限りでは菖蒲町にはありませんでした。

日本信号 久喜事業所で開催される鉄道まつりは2024年で11回目です。

2023年は2,750名も来場されたそうです。

今回の鉄道まつりのテーマは「日本の新幹線開業60周年」

第1回はいつ開催されたのか、鉄道まつりに参加されている数名の社員の方に伺いましたが、ご存知ではありませんでした。

ネットで調べた限りでは、2012年前後のようです。

日本信号 第11回鉄道まつりの基本情報

会場久喜市江⾯字⼤⾕1836−1(日本信号株式会社 久喜事業所)
日時2024年10月19日(土)10:00~16:00
アクセスJR宇都宮線・東武伊勢崎線 久喜駅⻄⼝より無料シャトルバス
(駐車場は限りがありますので、無料シャトルバスがおすすめです)
入場料無料
各種リンク日本信号株式会社 Webサイト:https://www.signal.co.jp/
鉄道まつりのお知らせ:https://www.signal.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/10/2024tetsudomatsuri.pdf
第10回鉄道まつりのリポート:https://www.signal.co.jp/movies/railfestival/

会場マップです。

私企業の一日限りのイベント用とは思えないデザインと紙質で、とてもクオリティが高い!

来場者に楽しんでもらいたいという意気込みが感じられます。

鉄道まつりの様子

日本信号 久喜事業所の入口です。

鉄道まつりの看板が立っています。

入口を入ったところです。

青い空と「NIPPON SIGNAL」のロゴが入った建物、緑の芝生にテンションがあがります。

芝生が短く刈りそろえられ、きれいに管理されています。

外構からも日本信号の製品の品質の高さが伺えます。

奥の緑のしま模様のテントが受付です。

受付をすると会場マップと、音楽の野外フェスなどで使われる紙のリストバンドが配られました。

入場無料なのにリストバンドを用意するなんて、とても凝っています!

子どもには他にスタンプラリーの台紙や千本引きの参加券なども配られました。

場内には鉄道まつり用ではなく、製品開発時の評価などに使用すると思われる信号機なども設置されていました。

腕木式信号機の動態保存

受付のテントの横に、腕木式信号機が動態保存されており、社員さんが手動で動かしてくれました。

寄贈される際には故障していましたが、動態保存を前提に引き取り、修理したそうです。

腕木式信号機を手動で動かすてこです。

社員さんが動かしてくれました。

同じ社員さんが少なくとも2時間以上は対応していました。お疲れさまです。

分かりづらくて恐縮ですが、てこと腕木式信号機の位置はこのような感じです。

ドクターイエローのロードトレインに乗車

場内ではドクターイエローとアルファXのロードトレインミニ新幹線(0系)5インチSLに乗ることができました。

ロードトレインは券売機で発券、きっぷで改札を通ってから乗車します!

日本信号製の券売機できっぷを発券します。もちろん無料です。

発券されたきっぷです。

鉄道まつりの文字や日付が入っていて記念になりますね!

きっぷで日本信号製の自動改札機を通って入場します。

自動改札機は一部透明になっており、きっぷの動きを見ることができます。

ドクターイエローに乗車します。

路上にも社員さんが見守っており、安全に運行されていました。

S棟の展示

S棟1階では、鉄道信号や交通信号の歴史・仕組みが展示されています。

これは鉄道まつりのためではなく、常設展示とのことでした。

通常は一般開放はしていません。

S棟の中はとにかく来場者が多く、なかなか写真は撮れませんでした。

鉄道模型のジオラマでは運転台に座って走行体験ができます。

これもお子さん連れがたくさん並んでいました。

S棟2階の展示です。

新幹線のシートが展示されていました。

左が100系、右が300系のシートです。

2階は他には鉄道模型の車両走行展示や、新幹線のビデオの上映、新幹線のパネル展示などがありました。

3階は鉄道落語寄席や講演会が行われていました。

物販コーナー

屋外には物販コーナーが設けられていました。

鉄道貨物協会のブースでは貨物時刻表を販売していました。

鉄道の写真を撮られる方が購入されるのでしょうかね。

子ども用の千本引きです。

物販コーナーには他にスタンプラリー景品交換所がありました。

お子さんが楽しめるところがたくさんあります。

私は物販コーナーでクリアファイル6枚セットを買いました。

どれも日本信号にまつわる写真が使われています。

一番上の宇都宮ライトレールの後ろに写っている日本信号の建物は社員寮だそうです。

社員寮から自分たちの仕事が社会に貢献しているのを確認できて誇らしいですね!

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多機能鉄道重機

多機能鉄道重機のデモンストレーションを行っていました。

多機能鉄道重機とは、人に代わって高所重作業を行うロボットで、JR 西日本営業線の鉄道設備メンテナンスにおいて導入され、架線支持物の塗装、支障樹木の伐採などの多様な作業にて活用されているそうです。

参考:PR TIMES 世界初!人間による直感的な操作システム(当社技術)を搭載した人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入されます。

多機能鉄道重機が使用する専用工具も展示されていました。

マキタ製ですね。

多機能鉄道重機がハケで文字を書くデモンストレーションです。

見にくいですが、右奥で人が多機能鉄道重機を操作しています。

紙に「NS」と書いています。

子どもが遊べるところ

ロードトレインやミニ新幹線の他に、子どもが遊べるところは輪投げやボールゲームができる「ちびっこ鉄道ゲーム」がありました。

N700系のエアー遊具です。

写真はありませんが、他には屋内(N棟)にプラレールコーナーや鉄道工作室がありました。

グルメ

鉄道まつりでは駅弁が売られていました

とても人気で11時の時点で半分ぐらい売り切れていました。

バツ印が売り切れたお弁当です。

レトルトのカレーが販売されていました。

鉄道にまつわるご当地のカレーはたくさんあるのですね!

他にはキッチンカーでの販売や、社員食堂を開放して食事の提供をしていました。

最後に

鉄道まつりは大人も子どもも楽しめる展示がたくさんあり、大変満足しました。

また、鉄道まつりの工夫を凝らした催し物や、社員さんの丁寧な対応、自社の歴史や過去の技術を大切にする様子を見て、日本信号は交通インフラを担うのにふさわしい企業だと感じました。

次回の開催があれば、ぜひ遊びに行ってみてください!

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